Trappist Beer トラピスト・ビール

トラピスト会の修道院でのみ造られる。ペストによる感染症が流行していた時代、水よりも安全な飲み物としてビールが重宝されたのが始まり。当時は修道士の飲用として、宿泊する巡礼者にも振舞われた。断食の期間もこれだけは飲むことが許されたという。そんなトラピスト・ビールを名乗れる醸造所は、世界でわずか11箇所だけ。うち5箇所がベルギーにある。(2022年1月現在)ラベルには「Authentic Trappist Products」という独自のマークが使用され、歴史と宗教と伝統が詰まったレアなビールだ。