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夏フェス王国ベルギー!フェスレポートと夏フェス10選

ベルギーといえば何を思い浮かべる?「もちろんビール!それから、ワッフルにチョコレート!あっ、世界3大ガッカリの小便小僧もいたわ」はい、その通り…きっと、誰もが思い浮かべるベルギーのイメージ。でも、何か大事なイベントが足りない!ビール王国ベルギーは世界有数の「夏フェス王国」って知ってた?

ベルギーの夏はフェスではじまる

春から夏の終わりにかけて、ほぼ毎週末のように夏フェスが開催されるベルギー。しかも7、8月になれば週に何箇所も!大都市のみならず、小さな都市も負けじとクレイジーさ爆発だ。筆者はその中でもファミリー向けの「CACTUSFESTIVAL 2018」に参加してきたのでレポートしたい。他にもおすすめの夏フェスを厳選して紹介する。想像してみてほしい。ベルギービール片手に、夏フェス、最高すぎない?

CACTUSFESTIVAL 2018をレポート

ベルギーのブルージュで開催されるこの音楽フェスは、今年のチケットはあっという間に完売し、7月13日〜15日の3日間にわたり延べ23,000人が来場したのだとか。

ポップスやロック。これからのミュージシャンも

音楽のテイストは様々で、ベルギー国内外のポップスやロックを中心に開催される。また、ミュージシャンの卵を数多くフィーチャーしており、もしかすると今後大活躍する大物に出会えるかもしれない!過去のベルギービールウィークエンドに出演したTriggerfinger, Arsenal, そしてIntergalactic Loversなどが2018年のCACTUSFESTIVALを盛り上げた。

どこで開催しているのかというと、ブルージュの駅から徒歩数分で行けるMinnewaterpark(ミンネワーテル公園)。駐車場もあるが、近隣の住宅街に車を停めている人が多い。そして、さすが自転車大国。自転車で来ている人も多いため、駐輪場も併設されている。

屋台はベジタリアンも!

会場の雰囲気は、chill(のんびり、ゆったり)な感じ。そして、なんといっても飲食が充実している。ベルギーはベジタリアンやヴィーガンが多い国のため、ヴィーガンケバブやコオロギ料理など、最先端なベジタリアン/ヴィーガン料理を取り扱っている。他にもカンガルー肉のバーガーがあれば、ミートボールやエスニック料理、ワッフルもあり、かなり食が充実している印象だ。

© Lien Wevers

大人はベビーカーを押しながら踊り、子どもは「集金活動」をする

日本と大きく違う点は、子どもの多さ!参加者はファミリー層が多いのだ。ベビーカーを押して踊りながら練り歩く夫婦の姿はそこら中で見られる。子どもたちの耳を大音量から守るための耳プロテクターが会場内で販売されており、ほとんどの子どもが耳にプロテクターをつけている。また、両親が音楽を楽しんでいる間に子どもは会場内のゴミ(プラスチックカップやペットボトル)を10個集めてカウンターに持っていくと、50セントユーロがもらえるというシステムも非常に面白い。子どもが両親と一緒に夏フェスに行くのは、この「集金活動」が目的だと言っても過言ではないのだ!

来年のCACTUSFESTIVAL 2019は、7月5〜7日の3日間!ベルギーに行く日程が重なったら、ぜひ足を運んでみてほしい!というか、日程を合わせてぜひ行ってもらいたい!

ベルギーの夏フェス10選!

01. Genk on Stage
ヘンク オン ステージ

ベルギー人アーティストによるポップのみならず、インターナショナルなアーティストも複数登場する。今年は、過去最多12万5,000人の来場者が訪れた。さらに、GENK駅から徒歩2分という近さも魅力的!

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音楽:ポップ、ワールド
期間:2018年(終了)
場所:Genk(ヘンク)駅から徒歩2分

02. Couleur Café
クルー カフェ

ブリュッセルを代表する音楽フェスで、ブリュッセル万国博覧会のために建設されたモニュメント「アトミウム」下で開催される。会場内には6ステージもあるので、どのステージを見ようか迷っちゃうかも!

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音楽:ヒップホップ、レゲエ、ファンク、ソウル、ブルース、ダンス、ロック
期間:2018年(終了)2019年6月28日〜30日
場所:オッスゲム・ラーケン公園 アトミウム

03. Rock Werchter
ロック ウェルフテル

ベルギーの中でもポップとロックの最大級の大型音楽フェス。去年の動員数は4日間で8万8,000人。ILMC Arthur Awardにて6回も「最高の夏フェス」として受賞している。ヨーロッパ全土からロックファンが大集結する超大型フェスだ!

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音楽:ポップ、ロック
期間:2018年(終了)2019年6月27日〜30日
場所:Werchter

04. Dour Festival
ドゥールフェスティバル

ベルギーのフランス語圏の中で最大級の音楽フェス。7つものステージがあり、ラジオやテレビではなかなか聴けないような様々な音楽を楽しむことができる。今年は22万8,000人の音楽ファンが大集結した。

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音楽:ワールド、ダンス、ヒップホップ
期間:2018年(終了)2019年7月10日〜14日
場所:Dour

05. Gentse Feesten
ゲンツェフィーステン

ゲント市内全体が夏フェスに大変身!ダイハードな10日間は、音楽のみならずコメディー(漫談)、ダンス、サーカス、ゲーム、展示会など盛りだくさん。1843年から続く歴史ある夏フェスだ。

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音楽:ワールド、ダンス、ヒップホップ
期間:2018年(終了)
場所:Ghent

06. Boomtown Festival 2018
ブームタウン 2018

前述した05. Gentse Feestenの一貫として、毎年5日間にわたり開催される夏フェス。ベルギーの大物アーティストから才能ある若いアーティストが登場。環境保全運動も同時に行うエコ型フェスとして特徴的だ。

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音楽:オルタナティブ
期間:2018年(終了)
場所:Ghent

07. Tomorrowland
トゥモローランド

2005年からスタートし、今ではチケットが秒殺で完売。世界で最もチケットを買うのが難しいフェスと言われるほどまでに急成長した。世界的に有名なDJによる華々しいミュージックステージは圧巻だ!

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音楽:ダンス、エレクトリック、ダブステップ、ハウス
期間:2018年①7月20日〜22日、②27日〜29日
場所:Domain De Schorre in Boom

08. Lokerse Feesten
ロッカーズフィーステン

ベルギー国民の誰もが知っている有名なフェスだ。ベルギーのみならず世界的に有名なアーティストが圧巻のステージを披露!過去ベルギービールウィークエンドにて公演したアーティストが多数登場!

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音楽:ポップ、ロック
期間:2018年8月3日〜12日
場所:Grote Kaai, Lokeren

09. Reggae Geel
レゲェヘール

ヨーロッパ全土のレゲエファンが大集結。メインステージではレゲエのビートが刻まれる。ダンス好きはダンスホールテントへ、他の音楽好きはダブフォレストでそれぞれ好きな音楽に酔いしれることができる。

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音楽:レゲエ、ダンス、ダブステップ
期間:2018年8月3日〜4日
場所:Geel

10. Pukkelpop
プッケルポップ

会場にはダンスホール、クラブテント、小規模なステージから大規模なメインステージが併設されており、各ステージではさまざまなジャンルの音楽ステージが開催される。音楽好きにはたまらないフェスだ!

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音楽:多数
期間:2018年8月15日〜18日
場所:Kiewit, Hasselt

夏に過ごすベルギーは、夏フェスなしでは楽しめない!7月、8月にベルギーへ行く際、夏フェスも「TO DO LIST」に入れて欲しい。あなたのベルギーと音楽に対する視野が広くなるはず!日本とは違う雰囲気をぜひ楽しんで。

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